「リサーチデザイナー」を求む! 循環社会を目指す若きエースの挑戦を支えるデザイン参謀募集
このプロジェクトについて
■100年後に誇れる沿岸部を夢見て
宮城県亘理(わたり)町の沿岸部では、東日本大震災によって海岸林の約7割が流出し、沿岸部の農地も甚大な被害を受けました。この場所はには、かつて400年前から続く海岸林・農地・住民の豊かなかかわりがありました。緑あふれる地域を復活させて後世に引き継ぎたい町民と、その想いに共感した専門家で立ち上げたのがNPO法人「わたりグリーンベルトプロジェクト」です。
■「おらほの農地を使ってくれないか?」からはじまった
「わたりグリーンベルトプロジェクト」の中心事業の一つに、津波で流された農地の再生事業があります。「おらほ(私たち)の農地を使ってくれないか?」という元農家さんたちの依頼で、1.5ヘクタール以上の農地を再生してきました。畑仕事は、地元のおばぁちゃんたちの活躍の場にもなっていて、中でも砂地の特性を活かして栽培された「大きな落花生」がスタッフたちも驚くほどの反響を呼んだのです。
■森づくりと畑づくり
森づくりは100年先を見据えた事業で、畑づくりは今を変える事業です。畑で生産された落花生の売り上げは100年続く森づくりに必要な資金となります。そんな循環型の未来づくりに挑戦しようとしているのがスタッフの東さんです。
東さんは熱く語ります。「グリーンベルトの落花生事業はまだ始まったばかり。実はこう見えて、私も初心者です。だからこそ、今後事業としての可能性を探りながら、ともに未来を切り拓いていく仲間が必要なんです。」と。今年、試験的に出荷した落花生は、地元の産直市場や仙台市内の飲食店等でも大人気。早くもたくさんのファンができています。
■リサーチデザイナーの出番
「海岸林の再生」と「まちづくり」。わたりグリーンベルトプロジェクトの目指す未来は、まだずっと先にあります。その未来を実現させるためには、様々なひとを巻き込み、積極的に情報を発信していかなければなりません。100年先の未来を想像し、可視化するデザインの力が、今まさに必要とされています。
まずは、落花生の事業化に関わる情報を収集・整理し、事業化に必要な組織やひとのデザイン、事業の方向性、仲間を巻き込む企画をつくりだして下さい。
募集要項
募集対象 | 大学生 |
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期間 | 短期(3週間〜2ヶ月) |
テーマ | 地域食・ライフスタイル |
職種 | 企画・商品開発リサーチ・コンサルティング |
活動支援金 | あり |
活動内容 | 「6次化プランナー」として、事業リーダーとともに、落花生の事業展開のために必要な調査を計画、実行し、レポートを提出することがミッションです!
●Step1 ●Step2 ●Step3 |
期待する成果 | ・6次化の事業展開に必要な調査の実施 ・情報を集約し、レポートを作成 ・自身が感じたこと、実行してみて分かったことのフィードバック |
得られる経験 | ・地域の産業づくりに携わる経験 ・ゼロから物事を考える経験 ・農産物の生産、流通について一連の流れを実践的に理解できる経験 ・100年というスケールの大きなプロジェクトの一員になれる経験 ・多様なステークホルダーのことを理解しながら事業をすすめる経験 |
対象となる人 | ・多様な人とコミュニケーションを取ることが楽しめる人 ・主体的に考え、行動を起こせる人 ・地域での活動を模索している人 ・農業に興味がある人 ・上記何かに少しでも当てはまる人 |
活動条件 | 【活動期間】 2019年1月下旬〜3月17日まで(この期間内の4週間程度) ※日程は、相談可能です。【勤務頻度】 週5〜6日 ※その他、業務時間外に研修があります。【勤務時間】 9時〜18時 ※日によって変動があります。【宿泊】 宮城県山元町もしくは亘理町内での宿泊・滞在が必須 ※宿泊代はかかりません。★詳細は説明会や面接時にお伝えします。 【このインターンシップは、復興庁主催の「復興・創生インターン」プログラムです】 ・エリア内での複数のインターンプロジェクトとの集合研修(事前・事後等)を予定しています。 このプロジェクト・活動内容についてのご質問・ご相談は、一般社団法人ふらっとーほく(担当:土屋、E Mail:info@flatohoku.jp)までお問い合わせください。 |
活動場所 | 宮城県亘理町内 わたりグリーンベルトプロジェクト事務所ほか |
私たちはこんなチームです!


亘理町の沿岸部とまちの元気を育む
東日本大震災で、これまで住民の安心安全を守ってきた農地と海岸林の大部分が流出した宮城県亘理町の沿岸部。 そこには、400年前から続く農地・海岸林と住民との豊かな関わりがありました。その姿を住民主体で復興しようと、 立ち上がったのがNPO法人「わたりグリーンベルトプロジェクト」です。取り組みは、農地再生から海岸林の植樹と維持管理、ボランティアツーリズム、教育事業まで幅広く、日本各地から海外まで、述べ8,500人以上の市民のみなさんの参加によって支えられてきました。10年50年100年後までつづく沿岸部を夢見て、新たなチャレンジに挑みます。
インターン生へのメッセージ
代表理事/嘉藤 一夫
私たちは東日本大震災の津波で流出した亘理町東部沿岸部の海岸防潮林の再生を目的として活動しております。
3年で8ヘクタールに約22.000本の植樹が終り、残り6.1ヘクタール、21.000本を植樹する計画です。
海岸防潮林は植樹は植えたら終りではなく維持管理が大切な仕事として継続して行かなくてはなりません。
今後の活動を継続するための自活体制として、有休農地活用を行い落花生の栽培と販売を行い団体の維持と地域づくりを行っていきたい考えて居ます。
こんな企画に興味のある方、参加してみませんか!
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